いい会社とは

「いい会社」とは、
・労働トラブルがない、会社にかかわりのあるすべての人々が幸福を実感できる会社です。
・世の中から「大切にしたい会社」だと思ってもらえる会社です。

「大切にしたい会社」の共通キーワードは「人本主義の理念経営」です。

「大切にしたい会社」は、「世のため 人のため に役に立つ存在になるために、具体的にどのようなことで貢献するのか」という経営理念を掲げて、その実現にこだわりを持ちます。

人のため ですから、まず「社員がいかにやりがいを感じられるかということ」を目指して、「社員のモチベーションを極大化させること」が目標になります。

そして、やる気に満ちた社員が顧客に対して満足感あふれる仕事を提供することで、世のため、すなわち平和な社会づくりに貢献し、その結果、享受するものが利益であるという経営を実践しています。

このようなプロセスを経て会社が掲げる経営理念が具体化されていく、これが「理念経営」です。

そして、利益すなわち資本よりも人を大切にするので「人本主義」ということになります。

人本主義をベース理念経営を実践していること」これが「大切にしたい会社」のコアになる。

「大切にしたい会社」では、
・会社と社員の関係は、労使ではなく、同志・家族・パートナー関係になる。
・経営理念に共鳴した価値観の合う社員が多くなると、彼らは仕事にやりがいを見出し自発的に仕事を進めていくから、管理がいらなくなる。
・マネジメント上の重要テーマは、管理よりも目の前のお客様に感動を与える仕事がしやすいように、社員に対しどういった権限付与をしていくかということになる。
・社員は、服務規律といった強制ではなく、経営理念を実現するために定められた守るべき価値基準に自発的に心を合わせて行動規範としていく。
・教育は、個性を伸ばす自己啓発型が主流になっていく。
・社員満足を高め、やる気が引き出されてくると、会社は自分を最大限に成長させてくれる場となるので、絆が固くなり「エンゲージメント」の状態になる。労働紛争など生じる余地がなくなり、職場はワクワクする場所となり、チームワークも良くなり仕事を楽しむ社員が増えてくる。そして、健全経営が実現する。

このような結果は、経営のあり方を変えていくだけで手に入れることが出来るのです。

「人本主義の理念経営」を成功させることでもっとも楽になるのは経営者であると言えないでしょうか。

「元気な社員がいる会社のつくり方」小林秀司著、坂本光司監修より

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